※本記事にはアフィリエイト広告を含みます。実際に使用した撮影用品や旅用品を、体験をもとに紹介しています。
熊本県阿蘇郡産山村にあるヒゴタイ公園。
夏になると、瑠璃色の丸い花を咲かせるヒゴタイと、その花を訪れる青い蜂を目当てに、多くの人が訪れます。
私も以前、この公園で「ブルービー」と呼ばれる美しい蜂に出会いました。
けれど、そのときはヒゴタイの花とブルービーを一緒に撮影できず、少しだけ心残りがありました。
そして、もうひとつの目標が、青緑色に輝くオオセイボウとの再会です。
2026年8月22日。朝の開園前から夕方まで、カメラを片手に園内を歩き続けた一日。
午前中は思うように出会えなかった青い蜂たちが、午後になると少しずつ姿を見せ始め、最後には忘れられない瞬間が待っていました。

今回探していた、2種類の青い蜂
ヒゴタイ公園で出会いたかったのは、ブルービーとオオセイボウ。
どちらも青色が印象的な蜂ですが、体の色や見た目は少し違います。
ブルービーは、黒い体に青い模様をまとった蜂

「幸せを呼ぶ青い蜂」として知られるブルービー。
正式名称はルリモンハナバチといい、黒い体に鮮やかな青色の模様が入っています。
体長は約13〜14mm。主に本州・四国・九州に分布していて、夏から秋にかけて花の周りを飛び回る姿が見られます。
京都府のレッドデータブックでも、その体の特徴や分布、夏から秋に出現することが紹介されています。京都府レッドデータブック:ルリモンハナバチ
私の体感で表すなら、ミツバチやクマバチの出会いやすさを「1」とした場合、ブルービーは「3」くらい。
まったく出会えないわけではありませんが、探し始めてすぐに見つかるとも限らない、そんな存在です。
※この記事で紹介しているレア度は、私自身の撮影経験による印象です。学術的な遭遇確率ではありません。
オオセイボウは、青緑色に輝く「空飛ぶ宝石」

もうひとつの目標だったオオセイボウは、全身が青色や緑色に輝く蜂です。
光の当たり方によって色合いが変わり、その姿は「空飛ぶ宝石」という言葉がよく似合います。
体長は約12〜20mm。大阪市立自然史博物館の資料では、本州以南に分布し、6〜10月ごろに見られると紹介されています。大阪市立自然史博物館:オオセイボウ
私の体感では、オオセイボウのレア度は「5」。
ブルービー以上に見つけるのが難しく、会えるかどうかは、その日の条件やタイミングにも大きく左右されるように感じます。
なお、ブルービーもオオセイボウも、環境省の分類では「情報不足〈DD〉」に該当します。
これは、絶滅の危険性や生息状況を判断するための情報が十分に集まっていないという意味です。正確な遭遇確率が分かっているわけではありません。
だからこそ、目の前に現れた一匹との出会いを、なおさら大切にしたくなります。
約束のリベンジへ。朝8時30分前のヒゴタイ公園
この日、ヒゴタイ公園に到着したのは、開園前の朝8時30分ごろでした。
前回訪れたときは、駐車場に停まっている車が1〜2台ほど。
今回も、朝早ければ静かな園内でゆっくり撮影できるだろうと思っていたのですが、駐車場に着いた瞬間、その予想は見事に外れました。
すでに20台ほどの車が並んでいて、県外ナンバーもたくさん見かけます。
「こんなに早い時間から、こんなに人が来ているんだ」
ヒゴタイの見頃に合わせて、多くの方が訪れていることに驚きました。
産山村の案内によると、ヒゴタイの見頃は8月中旬から9月中旬ごろ。訪れた8月22日は、ちょうど見頃の時期にあたります。産山村公式:ヒゴタイ公園
ただ、花の様子を見ると、すでに最盛期の終わりに差しかかっているようにも感じました。
この日に撮りたかったのは、前回撮れなかった「ヒゴタイの花とブルービー」の組み合わせ。
そして、去年出会って感動したオオセイボウです。
熊本・産山村でブルービーを探して|ヒゴタイ公園と川辺の古民家そば
午前中は、ブルービー探しに大苦戦
開園後、まず向かったのは、入口に近いヒゴタイのエリアでした。
瑠璃色の丸い花をひとつずつ見ながら、青い蜂が止まっていないか探します。
けれど、なかなか見つかりません。

前回ブルービーを見かけたピンク色の花が咲く場所にも移動しましたが、そこでも姿は見当たりませんでした。
そのまま園内の奥まで歩き、花の周りを見ては立ち止まり、また歩いていく。
気がつけば、同じ場所を何度も往復していました。

ミソハギの花に浮かぶ、小さな青
しばらく探していると、ようやくミソハギの花の中に、青い模様をまとった小さな蜂を見つけました。
ブルービーです。
前回と同じように、ミソハギの花を忙しそうに飛び回っていました。
「やっと会えた」
そう思いながらシャッターを切ったものの、撮影しているうちに、少しだけ複雑な気持ちにもなりました。
というのも、前回と似たような写真になってしまいそうだったからです。
今回こそ撮りたかったのは、ヒゴタイの花との組み合わせ。
それでも、ミソハギの花に囲まれた中で、ブルービーの青だけがふわっと浮かび上がる一枚が撮れました。
後から見返してみると、その写真は今回のお気に入りの一枚になっています。


オオセイボウの姿は、どこにも見当たらない
ブルービーには出会えたものの、ヒゴタイの花に止まる姿は見つかりません。
オオセイボウにいたっては、それらしい個体すら見当たりませんでした。
花の周りを何度も見ているうちに、こんな気持ちが浮かんできました。
「オオセイボウと出会える確率なんて、限りなくゼロに近いのかもしれない・・・」
もちろん、これは私自身の実感であって、実際の遭遇確率ではありません。
それでも、あれだけ園内を歩いても見つからないと、さすがに少し弱気になります。
そんな中で、アゲハチョウや、黄色い花に止まる小さな蝶も見つけました。
青い蜂を探していたはずなのに、気がつけば、別の小さな出会いにも夢中になっています。


いったん園外へ。DABERIBAで昼休憩
午前10時30分ごろ、歩き疲れてきたため、いったんヒゴタイ公園を出ました。
昼食に選んだのは、産山村にある「焼きアーモンドカフェ DABERIBA」です。
あか牛のハンバーグとベーコン、焼き野菜が入ったカレーを食べながら、午前中の疲れをゆっくりとリセット。サービスでいただいた焼きアーモンドもおいしく、塩キャラメル味とブラックペッパー味をお土産に購入しました。
食後は、当日の入園券を見せてヒゴタイ公園へ再入園。少し休んだことで気持ちも切り替わり、もう一度ブルービーとオオセイボウを探します。
※再入園できるかどうかは、当日に受付でご確認ください。
車中泊仕様の車で、30分だけお昼寝
お昼ごはんを食べた後、12時30分ごろにヒゴタイ公園へ戻りました。
ただ、午前中に園内を何度も歩き回ったこともあって、体には少し疲れがたまっていました。
そのまま再入園する前に、車内で30分ほど仮眠を取ることに。
ここで役に立ったのが、普段から車中泊で使用しているアイテムです。
使ったのは、VENTLAXのキャンプマットと、UJackのトラベルピロー。
ポータブルエアコンも使いながら、車内でゆっくり体を休めました。
VENTLAXのキャンプマットは、日帰り撮影でも頼れる存在
VENTLAXのキャンプマットは、車中泊やキャンプで使うインフレーターマットです。
インフレーターマットというのは、中にウレタンなどのクッション材が入っていて、空気を取り込むことで厚みが出るマットのこと。
車の座席を倒しただけでは気になる段差も、マットを敷くだけでかなり過ごしやすくなります。
キャンプや車中泊で泊まる日だけでなく、今回のような日帰りの撮影旅でも、少し横になれる場所があるだけで体の楽さが違いますよ。
UJackのトラベルピローがあると、短い仮眠でも休みやすい
マットと一緒に使ったのが、UJackのトラベルピローです。
車内で横になれるようにしていても、頭の位置が落ち着かないと、なかなかゆっくり休めません。
コンパクトな枕がひとつあるだけで、短時間の仮眠でも体を休めやすくなりました。
ほんの30分ほどでしたが、この休憩があったからこそ、午後の撮影を最後まで続けられたのだと思います。
※夏場の車内は急激に高温になるため、十分な空調や換気を確保し、体調に無理のない範囲で休憩してください。
午後1時、最初のヒゴタイにブルービーがいた
少し眠って体力が戻ったところで、午後1時ごろに再入園しました。
最初に向かったのは、午前中に何度も探した、入口近くのヒゴタイのエリアです。
最初に見たヒゴタイの花にまさかのブルービーが!
興奮を抑えながら何度もシャッターを切りました。
午前中は、あれだけ探しても見つけられなかった組み合わせ。
それが、午後に戻ってきた途端、目の前に現れたのです。
丸いヒゴタイの花に、黒と青のブルービー。
ずっと撮りたかった景色が、そのままそこにありました。

焦って近づきすぎないように気をつけながら、花と蜂の向きを見て、何度もシャッターを切ります。
ヒゴタイの丸い形がきれいに見えること。
ブルービーの青い模様がしっかり写ること。
背景がうるさくなりすぎないこと。
前回撮れなかった一枚だからこそ、今度は構図とピントを意識しながら、落ち着いて撮影しました。

午前中とは別の場所のように、ブルービーが増えていた
さらに周辺を歩いてみると、午前中とは明らかに様子が違っていました。
午前中では考えられないほどブルービーの姿をよく見かけます。
一つの花の近くに、2〜3匹が飛んでいる場面もありました。
残念ながら、複数のブルービーをきれいに一枚に収めることはできませんでしたが、それでも、こんなに状況が変わるのかと驚きました。
午前中だけで帰っていたら、「今日はブルービーが少なかった」という印象のまま終わっていたかもしれません。
でも、時間を置いて戻ってきたことで、まったく違う景色に出会えました。

ブルービーやオオセイボウを探すなら、時間帯だけで決めつけない
今回の撮影では、午前中よりも午後のほうが、ブルービーを見つけやすく感じました。
ただし、「ブルービーは必ず午後に出る」「オオセイボウは15時以降にしか現れない」というわけではありません。
蜂の活動は、気温、日差し、風の強さ、花の状態など、さまざまな条件によって変わります。
ミツバチなどを対象にした研究でも、気温や日射量が活動に関係することや、風が強くなると花を訪れる頻度が下がることが報告されています。ただし、これらはブルービーやオオセイボウだけを対象にした研究ではありません。蜂の活動と気温・日射の関係に関する研究、風と蜂の訪花行動に関する研究
この日は快晴で、風も前回ほど強くありませんでした。
午後になって花の周りの条件が変わったことが、見つけやすさにつながった可能性はあります。
とはいえ、自然が相手なので、同じ時間に行けば必ず会えるわけではありません。
今回の経験から感じたのは、次のようなことです。

たくさん歩き回ることも大切ですが、午後3時30分ごろには、ブルービーがよく来るヒゴタイの花を見つけて、少し離れた場所からゆっくり待つ時間も楽しめました。
追いかけ続けるよりも、花を決めて待っているほうが、落ち着いて構図を考えられる場面もありました。
暑さに負けそうになり、ソフトクリームでひと休み
ブルービーとヒゴタイの写真が何枚も撮れたことで、ひとまず今回の大きな目標は達成できました。
ただ、夏の高原とはいえ、日差しの強い時間帯に歩き続けると、さすがに体力を使います。
休憩所でソフトクリームを食べながら、30分ほどひと休み。
「もう十分撮れたし、そろそろ帰ってもいいかな」
そんな気持ちも少しありました。
ブルービーの写真には満足しています。
でも、オオセイボウには、まだ会えていません。
去年出会った、あの青緑色の美しさを思い出すと、このまま帰るのも、やっぱり少し心残りでした。

「あと1時間だけ」。その粘りが、奇跡につながった
午後3時ごろ。
「あと1時間だけ粘ってみよう」
そう決めて、もう一度オオセイボウを探し始めました。
園内では、県外から来たおじさまとも少しお話ししました。
同じようにオオセイボウを探しているとのことでしたが、その時点では、目撃したという話は聞けませんでした。
「今日は難しいかもしれませんね」
そんな空気が流れていた中、ブルービーがよく来るヒゴタイの花の近くで、ゆっくり様子を見ていたときです。
視界の端を、青く、少し緑がかった光が横切りました。
ブルービーとは違う色。
そして、少し大きい。
「今のは、もしかして……」
一瞬だったので、最初は気のせいかと思いました。
それでも、飛んでいった方向を探してみると、ヒゴタイの花に止まっている美しい蜂が見えました。
オオセイボウです!!

まさか本当にオオセイボウがヒゴタイの花に止まっている瞬間に出くわしたのです。とても嬉しくて涙が出そうなほど心が高鳴りました。
朝から探し続けて、もう会えないかもしれないと思っていたオオセイボウです。
その姿が目の前に現れた瞬間、頭の中が一気に真っ白になりました。
撮影できたのは、ほんの1分ほど
気がつけば、夢中でシャッターを切っていました。
青にも見えるし、緑にも見える。
光の向きが変わるたびに、体の色がきらっと表情を変えます。
「飛ばないで💦」
そう思いながら、必死に撮影しました。
けれど、オオセイボウがそこにいたのは、ほんの1分ほど。
他の方々に知らせる間もなく飛び去ってしまい、その後30〜40分ほど探しましたが、再び見つけることはできませんでした。
後から写真を確認すると、構図が少しばらばらだったり、ピントが甘かったり。
正直にいえば、写真として完璧な出来ではありません。
それでも、その一瞬に出会えたこと自体が、私にとっては十分すぎるほど特別でした。

次に同じような瞬間が訪れたら、もう少し冷静に構図とピントを確認したい。
でも、あの状況で落ち着いていられるかと聞かれると、あまり自信はありません。
夢中で撮りすぎて、64GBのSDカードが初めて満杯に
この日の終盤には、もうひとつ予想外の出来事がありました。
電子シャッターを使ってブルービーやオオセイボウを夢中で撮影していたら、64GBのSDカードの容量がいっぱいになってしまったのです。
一日の撮影だけで、64GBのカードを使い切ったのは初めてでした。
電子シャッターは、機械的なシャッター音を出さずに撮影できる仕組みです。連写しやすく、動きの速い昆虫を狙うときにはとても便利です。
ただ、そのぶん、気がつかないうちに写真の枚数が増えていきます。
特に、後から色や明るさを細かく調整できるRAW形式で撮影していると、一枚あたりのデータ容量も大きくなりがちです。
せっかく貴重な蜂に出会えても、保存できる容量が残っていなければ、シャッターチャンスを逃してしまいます。
今回の撮影で、予備の記録メディアも、レンズやバッテリーと同じくらい大切だと実感しました。
EOS R6 Mark IIIは、SDカードとCFexpress Type Bの両方に対応
私が使っているCanon EOS R6 Mark IIIには、記録メディアを入れる場所が2つあります。
ひとつは、普段から使っているSDカード用。
もうひとつは、「CFexpress Type B」という記録メディア用です。
キヤノンの公式仕様でも、カード1がCFexpress Type B、カード2がUHS-II対応のSDカードと案内されています。キヤノン公式:EOS R6 Mark IIIの仕様
CFexpress Type Bは、SDカードよりも高速な読み書きができる製品が多く、連写や高画質な動画撮影にも向いています。
ただし、CFexpressにはType AとType Bがあり、形状が異なります。EOS R6 Mark IIIに対応するのはType Bなので、購入時は間違えないように注意してください。
| 比較項目 | SDカード | CFexpress Type B |
|---|---|---|
| 対応スロット | EOS R6 Mark IIIのカード2 | EOS R6 Mark IIIのカード1 |
| 入手しやすさ | 比較的入手しやすい | 専門店や通販が中心 |
| 価格 | 比較的手頃 | SDカードより高め |
| 読み書き速度 | 製品によって異なる | 高速な製品が多い |
| 向いている場面 | 普段の撮影、予備用 | 高速連写、容量に余裕を持たせたい撮影 |
| パソコンへの取り込み | SDカード対応リーダー | Type B対応の専用リーダーが必要 |
気になっているのは、SanDiskの128GBモデル
今回のように64GBでは足りなくなる場面を考えると、容量に余裕のあるCFexpress Type Bを一枚用意しておきたくなります。
候補として気になっているのが、「SanDisk Extreme PRO CFexpress Card Type B 128GB」です。
SanDiskの公式情報では、128GBモデルの読み出し速度は最大1,700MB/秒、書き込み速度は最大1,200MB/秒と案内されています。SanDisk公式:Extreme PRO CFexpress Card Type B 128GB
もちろん、実際の速度はカメラやパソコンなど、使用する環境によって変わります。
それでも、動きの速い昆虫を連写する撮影では、速度と容量に余裕があるだけで安心感が違います。
128GBなら、今回使っていた64GBのSDカードと比べて、記録容量は2倍。
SDカードとCFexpress Type Bを併用すれば、撮影内容に合わせて保存先を使い分けたり、予備の記録先を確保したりできます。
カードリーダーも、同じSanDisk製を選ぶと分かりやすい
CFexpress Type Bは、普通のSDカードリーダーには挿せません。
パソコンへ写真を取り込むには、CFexpress Type Bに対応した専用のカードリーダーが必要です。
同じメーカーでそろえるなら、「SanDisk Extreme PRO CFexpress Card Reader」が候補になります。
USB Type-Cで接続できるモデルで、SanDisk製のCFexpress Type Bカードと組み合わせやすいのが魅力です。
商品を探すときは、「SDDR-F451-JNGEN」という型番も目安になります。SanDisk公式:Extreme PRO CFexpress Card Reader
今回のように、予想以上にシャッターを切る日もあります。
だからこそ、「まだ大丈夫だろう」と思わず、出発前にカードの空き容量や、予備の記録メディアを確認する習慣をつけたいと思います。
今回使ったカメラとレンズ
今回の撮影で使用したのは、次の組み合わせです。
- カメラ:Canon EOS R6 Mark III
- レンズ:RF100-500mm F4.5-7.1 L IS USM
ブルービーやオオセイボウは、小さくて動きも速い被写体です。
近づきすぎると飛んでしまうこともあるため、ある程度距離を取りながら大きく写せる望遠レンズが役に立ちました。
100〜500mmの範囲で画角を調整できるので、花全体を入れて撮ることも、蜂を少し大きめに狙うこともできます。
撮影設定の目安
この日は、次のような設定を中心に撮影しました。
- F値:F8前後
- シャッタースピード:1/2500秒前後
- ISO感度:オート
- シャッター方式:電子シャッター
- AF動作:サーボAF
- AF方式:1点AFの小さい設定
サーボAFは、動いている被写体にピントを合わせ続ける機能です。
途中で動物認識もオンにしてみましたが、今回のブルービーやオオセイボウでは、大きな違いはあまり感じませんでした。
小さな蜂の場合は、自動認識に頼り切るよりも、ピントを合わせたい位置を小さく指定したほうが、自分の狙いに近づけやすいと感じました。
ただし、オオセイボウが現れたときは、興奮のあまり、設定や構図を確認する余裕がありませんでした。
貴重な被写体ほど、いつ現れても撮影できるように、あらかじめ設定を整えておくことが大切なのかもしれません。
園内を約12,000歩。撮影旅は靴選びも大切でした
この日は、ブルービーやオオセイボウを探して、園内を何度も往復しました。
歩数はおよそ12,000歩。
朝から夕方まで歩き続けると、カメラやレンズだけでなく、足元の快適さも気になってきます。
私が撮影のときによく履いているのは、Onのシューズです。
ソールに特徴的な空洞があるタイプで、クッション性が高く、長時間歩く撮影旅でも足への負担を抑えやすいと感じています。
園内は広く、花を探しながら何度も行き来することもあるので、歩き慣れた靴で訪れるのがおすすめです。
特に夏は、帽子や飲み物に加えて、足元の準備も忘れずに。
ヒゴタイ公園を訪れる前に知っておきたいこと
所在地とアクセス
ヒゴタイ公園は、熊本県阿蘇郡産山村にあります。
住所は、熊本県阿蘇郡産山村田尻771。
熊本県の観光案内によると、熊本ICからは車で約1時間30分です。熊本県公式観光サイト:ヒゴタイ公園
Googleマップでは「ヒゴタイ公園」で検索すると分かりやすいと思います。
熊本方面から向かう場合、ルートによっては一部に道幅が狭く、対向車とのすれ違いに気を使う場所がありました。
分岐付近には、少し特殊な金属製の路面もあるため、特にバイクで向かう場合は、速度を落として慎重に通るのがおすすめです。
駐車場と混雑
熊本県の観光案内では、駐車場は60台分とされています。
私が訪れた8月下旬の週末は、朝8時30分前の時点で、すでに20台ほどが停まっていました。
県外ナンバーも多く、見頃の時期は朝から人が集まりやすいようです。
ただ、園内は広いので、人が分散していました。
撮影中に人が写り込んで困るような場面は、ほとんどありませんでした。
入園料と再入園
夏の営業期間中の入園料は、次のとおりです。
- 一般:500円
- 小・中学生:250円
- 団体:250円。20名以上。
有料期間以外は無料開放されることがあるため、訪問前に最新情報をご確認ください。産山村公式:ヒゴタイ公園の入園料
訪問当日は、入園券を提示することで再入園できました。
ランチや車内休憩を挟みながら、午前と午後の両方を楽しめるのは助かりました。
開園時間は当日8時30分でしたが、季節や営業状況によって変わる可能性があるため、事前にご確認ください。
トイレと休憩設備
トイレは、入口付近の管理棟と、園内の中央付近にありました。
どちらも水洗で、ウォシュレット付き。
きれいに管理されていて、長時間滞在するときも安心して利用できました。
休憩所では、ソフトクリームを食べながらひと息つくこともできました。
近くでランチをするならDABERIBA
今回立ち寄ったお店は、「焼きアーモンドカフェ DABERIBA」です。
- 住所:熊本県阿蘇郡産山村田尻581-2
- 営業時間:10:00〜17:00
- 定休日:火曜日
- 電話番号:0967-25-3650
営業時間や定休日は変更される場合があるため、訪問前にご確認ください。DABERIBA公式サイト
あか牛のハンバーグやベーコンを使った料理が楽しめて、焼きアーモンドもお土産におすすめです。
最後まで粘ったからこそ、出会えた景色
朝から探し続けても、午前中は思うように青い蜂を見つけられませんでした。
ランチと車内休憩を挟み、午後にもう一度園内へ。そこでようやく、前回撮れなかったヒゴタイの花とブルービーの組み合わせに出会えました。
帰ろうかと迷い始めた最後の時間には、オオセイボウもほんの一瞬だけ姿を見せてくれました。写真には少し反省点が残りましたが、今年も会えたことが何よりうれしかったです。
すぐに見つからなくても、時間を変え、少し休み、もう一度探してみる。朝から粘った一日が、忘れられない夏の撮影になりました。


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