くじゅう花公園からスズラン自生地公園へ|花と温泉と車中泊の一泊二日撮影旅

くじゅう花公園の花畑と九重連山を背景にした一泊二日の撮影旅アイキャッチ画像 カメラ機材

※この記事にはアフィリエイト広告を含みます。実際に使ってよかったものや、撮影旅・車中泊で役立ったものを、体験をもとに紹介しています。

2026年5月23日から24日にかけて、くじゅう花公園と阿蘇市波野にあるスズラン自生地公園へ、一泊二日の撮影旅に行ってきました。

今回の目的は、くじゅう花公園の寄せ花畑と九重連山を一緒に撮ること。
そしてもうひとつは、前回ほとんど花が咲いていなかったスズラン撮影のリベンジです。

前回のスズラン自生地公園では、少し時期が早く、咲いている花を見つけるのも難しい状態でした。
だから今回は、もう少し咲いているスズランに出会えるかなと期待しながらの旅になりました。

ただ、花の撮影は本当に難しいですね。
早すぎても咲いていない。
少し遅れると見ごろを過ぎてしまう。

それでも、その時にしか出会えない表情があるからこそ、また行きたくなるのだと思います。


旅の基本情報

今回の撮影日は、2026年5月23日から24日。

訪れた場所は、大分県竹田市久住町にある くじゅう花公園 と、熊本県阿蘇市波野にある スズラン自生地公園 です。

旅のスタイルは、一泊二日。
途中で長湯温泉街にも立ち寄り、夜は道の駅竹田で車中泊をしました。

使用したカメラとレンズは、くじゅう花公園では Canon EOS R6 Mark IIICanon RF70-200mm F2.8 L IS USM

長湯温泉街ではCanon EOS R6 Mark IIICanon RF50mm F1.8 STMを装着。


スズラン撮影では、 Canon EOS R6 Mark IIICanon RF100mm F2.8 L MACRO IS USMを装着して撮影しました。


くじゅう花公園へ。少し雲の多い朝

出発は朝8時30分ごろ。

道中の混雑はほとんどなく、スムーズに向かうことができました。
ただ、この日は少し雲が多く、道中から見える阿蘇五岳も、いつものようにはっきりとは見えませんでした。

「今日は山を入れた写真は難しいかな」

そんなことを思いながら、くじゅう花公園へ向かいました。

くじゅう花公園は、開園時間が8時30分、最終受付が17時と案内されている人気の花スポットです。シーズン中は無休、冬季は休園期間があります。季節で営業時間が変わるので事前に確認をおススメします。

この日も、到着してしばらくすると海外からの観光客の方々がたくさん来られて、一気に園内がにぎやかになりました。
広く花畑を撮りたい方や、人が少ない時間帯にゆっくり撮影したい方は、開園直後を狙うのがよさそうです。


雲の切れ間に出会えた、花畑と空と山

今回、くじゅう花公園で一番心に残っているのは、雲の切れ間から青空が見えた瞬間です。

最初は雲が多く、九重連山もぼんやりとしていました。
けれど、少し待っていると、ほんの一瞬だけ空が明るくなり、花畑と山と青空を一緒に写せるタイミングがありました。

その瞬間は、やっぱりカメラを持っていてよかったと思いました。

花畑の色。
遠くに見える山。
雲の隙間からのぞく青空。

完璧な快晴ではなかったけれど、だからこそ待って撮れた一枚。
そういう写真には、その時の気持ちまで残っている気がします。


ネモフィラの青に、黄色い花の差し色

前回訪れた時には咲いていなかった黄色い花がネモフィラ畑の中にそっと咲いていました。

青いネモフィラの中に、黄色い小さなひまわりのような花が咲いていて、その組み合わせがとても可愛かったです。

青の中に黄色が入るだけで、写真の印象がぱっと明るくなります。
望遠レンズで少し引き寄せながら、色の重なりを探す時間がとても楽しかったです。

ただ、今回の撮影では反省点もありました。

山や花畑を一緒に入れて撮る時に、F値の設定が少し甘かった写真がありました。
普段は70-200mmのF2.8で背景をぼかして撮ることが多いので、広い景色を撮る時のF値の考え方を、もっと丁寧に意識しないといけないなと感じました。

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Cafe BoiBoiで、久住高原を感じる昼食

お昼は、くじゅう花公園から車で3分ほどの場所にある Cafe BoiBoi へ。

今回で2回目の来店です。

Cafe BoiBoiは、キャンプ場と併設されているカフェで、久住高原らしい開放的な景色を楽しめるお店です。
テラス席からはのどかな風景が広がり、撮影旅の途中で少し休憩するのにもぴったりでした。

この日は、チーズカレーと高原ソーセージをいただきました。

カレーはしっかり満足感があり、チーズのまろやかさもあって、とてもおいしかったです。
高原ソーセージも、旅先で食べるとより特別に感じます。

カメラを持って花を撮って、少し暑さも感じ始めた頃に、こういう場所でゆっくり食事ができるのは本当にありがたいですね。


長湯温泉街へ。素敵なお店で過ごす夜

夕方からは長湯温泉街へ向かいました。

この日の夜ごはんは、初めて訪れる 長湯バルねはんや さんへ。

女性お二人でされているお店で、カウンターが5席ほど、4人掛けのテーブル席がある、落ち着いた空間でした。

店内にはおしゃれな雑貨やお酒のボトルが並んでいて、広すぎないからこその居心地の良さがあります。猫さん関連も多かったので猫さん好きのスタッフさんだったのかな?
旅先でふらっと入ったお店が、自分の好きな雰囲気だった時って、それだけで嬉しくなりますよね。

いただいたのは、川エビの天ぷら、山菜の天ぷら、オリジナルピザなど。

川エビは香ばしく、山菜の天ぷらは季節を感じるやさしい味。
ピザはしっかり満足感があり、温泉街の夜にぴったりの食事になりました。

長湯温泉街を散策したあと、ゆっくり夜ごはんを楽しむ場所として、とても良い時間を過ごせるお店でした。

ねはんやさんは小さなお店なので、行く場合は早めの予約が安心だと思います。


猫好きにはたまらない、ラムネ温泉館へ

食事の後は、予約しておいた ラムネ温泉館 へ向かいました。
ねはんやさんからは車で1分ほどで着きました。

ラムネ温泉館も、今回で2回目の来訪です。
一度来た時に「ここはまた絶対に来たい」と思った場所でした。

その理由のひとつが、猫スタッフの存在です。

館内や外の休憩スペース、美術館などに、かわいい猫さんたちがいます。
温泉に入りに来たはずなのに、つい猫さんを探してしまう。
猫好きにはたまらない場所です。

今回、ラムネ温泉館では RF50mm F1.8 STM を使って撮影しました。

このレンズは、とにかく軽くて取り回しが良いので、温泉街の散策や、ふと出会った猫さんを撮るようなスナップ撮影にとても使いやすいです。

私自身、最初はレンズキットについていたF値の大きなズームレンズを使っていました。
そのあとにこのRF50mm F1.8 STMを買った時、背景がふわっとボケる写真が撮れることが嬉しくて、しばらく夢中になって使っていた記憶があります。

大きくて高価なレンズではありませんが、写りの楽しさをしっかり感じられるレンズです。
軽くて持ち出しやすく、価格も比較的手に取りやすいので、CanonのRFマウントで写真を始めた方が、最初に追加する一本としてもかなりおすすめしやすいレンズだと思います。

特に今回のように、温泉街を歩きながら猫さんを撮ったり、館内の雰囲気を残したり、旅先で気になったものをさっと撮る場面では、この軽さが本当に助かります。

ラムネ温泉館には美術館も併設されていて、待ち時間に立ち寄ることもできます。
美術館にも猫さんが普通にいて、その自由さがまた可愛いんです。

温泉自体も、とても印象的でした。

家族湯には、42℃ほどの温かいお湯と、32℃ほどのぬるめの炭酸泉があります。
このぬるめのお湯が本当に不思議で、入ってすぐに体に小さな気泡がつきます。

最初は「少し冷たいかな」と感じるのですが、しばらく入っていると、体の内側からじんわり温まってくるような感覚がありました。

熱いお湯とぬるめの炭酸泉を交互に楽しむ時間は、撮影で歩いた体をゆっくりほどいてくれるようでした。

ただし、炭酸泉は入り方に注意が必要な案内もあるので、現地の注意事項を確認しながら楽しむのがおすすめです。

また、家族風呂は人気があるため、夕方から夜に入りたい場合は、昼のうちに一度予約に立ち寄っておくと安心です。電話予約は受け付けていないので、この日もお昼に予約を取りに訪れています。

道の駅竹田で車中泊。静かな夜と猫さんとの再会

温泉のあとは、先月も利用させてもらった 道の駅竹田 へ。

到着したのは21時ごろでしたが、すでに車中泊と思われる車が数台停まっていました。

道の駅竹田は駐車場が広く、静かで、トイレもきれいに管理されている印象です。
今回リピートした理由のひとつも、やっぱり猫さんでした。

前回来た時に見つけた猫さんが、今回も同じ場所で寝ていました。
旅先で同じ猫さんにまた会えると、なんだか嬉しくなります。

この日は21時30分ごろから翌朝5時30分ごろまで就寝。

朝は、持ってきていたインスタントのフォーを食べました。
ポータブル電源を持ってきていたので、ケトルでお湯を沸かせたのがとても便利でした。

車中泊では、こういう小さな快適さが本当に大事です。
特に朝に温かいものを食べられるだけで、その日のスタートが全然違います。


小雨の朝。スズラン自生地公園へ

この日の天気予報は曇り。
降水確率は0%。

ところが、早朝からしとしとと小雨が降り続いていました。

2日目の目的は、スズラン自生地公園でのリベンジ撮影。
雨が続くと撮影できるか不安になります。

とりあえず車中泊モードを片付けて、スズラン自生地公園へ向かいました。

道の駅竹田からは、だいたい30分ほど。
道中も小雨が続いていましたが、公園に到着した頃には雨が止んでくれました。

先客は1組だけ。
雨上がりで霧も多く、半袖では肌寒いくらいでした。

まずはカメラを持たずに、スズランの状態を確認しに行きました。

入口で目に入ったのは、小さな看板に書かれた
「見ごろは終わりました」
の文字。

前回は早すぎて、今回は少し遅かったようです。

花撮影は本当に難しいです。

でも、不思議とがっかりだけではありませんでした。
「これもまた来年の楽しみになるな」と思えたからです。


見ごろを過ぎても、まだ残っていた小さな白い花

公園内を歩いてみると、確かに茶色く枯れかけたスズランが目に入りました。

けれど、ゆっくり探していくと、まだきれいに残っているスズランも少しだけ見つけることができました。

ただ、私がイメージしていた丸くて鈴のようなスズランとは少し違い、満開を過ぎて花びらが開いたものが多かったです。

でもそれがまた可愛くて、鈴というより、西洋の小さなランプのように見えました。

一度車に戻り、Canon EOS R6 Mark IIIにマクロレンズを装着して撮影開始。

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今回良かったのは、曇りで光が強すぎなかったことです。

前回は晴れていたので、白いスズランが白飛びしてしまうことが多くありました。
でも今回は雨上がりで光がやわらかく、スズランの白を立体的に撮りやすい条件でした。

さらに、水滴がついていたことで、透明感のあるしっとりした雰囲気も出せました。


マクロレンズで見る、足元の小さな世界

スズラン撮影は、1時間ほど行いました。

見ごろのピークは過ぎていたけれど、その中でまだきれいな花を探す時間も楽しかったです。

そして今回、改めて感じたのがマクロレンズの面白さでした。

スズランだけでなく、足元の野草や小さな花も、マクロで見るとまったく違う世界になります。
普段なら通り過ぎてしまうような小さな植物も、レンズを通すと主役になります。

マクロレンズを買って1年ほど経ちますが、正直あまり使いこなせていませんでした。
でも今回、雨上がりのしっとりした空気の中で撮影して、ようやくマクロの楽しさを少し感じられた気がします。


今さら気づいた、F値と被写界深度プレビューの話

今回の旅で、少し恥ずかしいけれど大きな気づきがありました。

それが、F値の見え方についてです。

写真を趣味にして、もうすぐ2年。
Instagramに写真を投稿し始めてからも1年1ヶ月ほど経ち、ありがたいことにフォロワーさんも4500人に届きそうなところまで来ました。

そんな中で、今さら気づいたことがあります。

それは、F値を変えても、撮影前のファインダーやモニター画面に、必ずしもそのまま反映されて見えるわけではないということです。

もちろん、被写界深度という言葉は知っていました。
F値を変えることで、ピントが合う範囲が変わることも知っているつもりでした。

でも実際の撮影では、F値を上げても撮影前の画面上では大きな変化が見えず、

「自分のカメラが壊れているのかな?」
「思ったよりF値って変化が少ないのかな?」

そんなふうに思っていました。

普段はRF70-200mm F2.8 L IS USMを使うことが多く、F2.8で背景をぼかす撮影が多いため、そこまで深く気にしていませんでした。

でも今回のように、マクロレンズで薄暗い中、小さな花を撮るとなると、F値の設定がとても大事になります。

撮影時にF値を上げて撮った写真を確認した時、撮る前に見えていた画面と、撮影後に表示される写真のボケ方が明らかに違うことに気づきました。

そこで調べて知ったのが、被写界深度プレビュー という機能です。

簡単に言うと、設定したF値で実際にどのくらいピントが合う範囲が広がるのかを、撮影前に確認するための機能です。

あとからCanonの公式マニュアルを確認すると、被写界深度プレビューは、現在の絞り値までレンズを絞り込んで、ピントが合う範囲を撮影前に確認するための機能として説明されていました。

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今まで我流で撮ってきた部分が多かったので、今回の気づきは少し恥ずかしくもありました。
でも、それ以上に嬉しかったです。

まだ知らないことがある。
まだ伸びしろがある。
次の撮影で試したいことが増えた。

そう思えること自体が、写真を続ける楽しさなのかもしれません。


道の駅すごうで、最後の楽しみ

スズラン撮影を終えたあとは、帰路につきました。

スズラン自生地公園から少し走ると、道の駅すごうが出てきます。

ここには、ハンバーガーで有名な グリルバーガーRAICHIKU があります。

朝食は6時30分ごろに車内で食べたフォーだけだったので、ここでハンバーガーを食べることにしました。

ワクワクしながらメニューを見ていると、店員さんから
「この時間はまだ通常メニューは頼めないんです」
と声をかけられました。

少し残念に思っていると、朝の時間でもオリジナルチーズバーガーと、名物のスイートコーンのコロッケセットならあるとのこと。

しかも最後の1セット。

これはもう食べるしかありません。

オリジナルチーズバーガーは、ピリ辛のひき肉ソースがとてもおいしく、想像以上にクオリティの高いハンバーガーでした。

スイートコーンのコロッケも、コーンがぎっしり入っていて、コーン好きにはたまらない一品。

他にも、しいたけコロッケなど気になるメニューがあったので、次回立ち寄る楽しみがまた増えました。

今回の撮影旅で感じたこと

今回も、行って本当に良かったです。

くじゅう花公園では、雲の切れ間に花畑と空と山を写すことができました。
Cafe BoiBoiでは、高原の景色を感じながらおいしい昼食を食べられました。
長湯バルねはんやでは、旅先で見つけた素敵なお店で特別な夜を過ごせました。
ラムネ温泉館では、温泉と猫さんに癒されました。
道の駅竹田では、静かな車中泊の朝を迎えました。
そしてスズラン自生地公園では、見ごろを少し過ぎていても、その時だけの表情を撮ることができました。

思い通りにいかなかったこともあります。

花の時期は難しい。
天気も予報通りにはいかない。
F値の設定も、まだまだ分かっていないことがある。

でも、そういう失敗や気づきも含めて、撮影旅なんだと思います。

写真を続けていると、同じ場所に行っても前とは違う見え方をします。
前回撮れなかったものが撮れたり、逆に今回うまくいかなかったことが次の目標になったり。

今回の旅では、スズランの最盛期にまた来年行きたいという楽しみもできました。
そして、マクロレンズをもっと使ってみたいという気持ちも強くなりました。

まだまだ学ぶことはありますね。

でも、その「まだまだ」があるから、写真は楽しいのだと思います。

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