熊本県民総合運動公園でカワセミ撮影|地域猫を探しに行ったら思わぬ出会いがありました

熊本県民総合運動公園の和風庭園で飛び立つカワセミを使ったブログのアイキャッチ画像 カメラ機材

※この記事にはアフィリエイト広告を含みます。実際に使ってよかったものや、撮影旅・車中泊で役立ったものを、体験をもとに紹介しています。

2026年6月11日。

この日は朝から用事を済ませたあと、少し息抜きがしたくなって、熊本県民総合運動公園へ立ち寄りました。

もともとの目的は、以前見かけた地域猫に会うこと。

カメラを持って、のんびり歩きながら猫さんを探してみたのですが、この日は残念ながら出会えませんでした。

「今日は空振りかな」と思いながら公園内を歩いていると、日本庭園の池のあたりで小さな青い姿が目に入りました。

よく見ると、それはカワセミでした。

江津湖に何度か行ってもなかなか見つけられなかったカワセミが、まさか住宅街に囲まれた熊本県民総合運動公園にいるとは思っていませんでした。

地域猫を探しに来たはずが、気づけば目的はすっかりカワセミ撮影に変わっていました。

熊本県民総合運動公園の日本庭園で、石の上にとまるカワセミを撮影した写真

この記事でわかること

・熊本県民総合運動公園の日本庭園の雰囲気
・地域猫を探しに行った日にカワセミと出会った流れ
・カワセミ撮影でうれしかった瞬間と難しかったこと
・使用したカメラとレンズ
・次回の野鳥撮影に向けて準備したいもの
・熊本県民総合運動公園で撮影するときに気をつけたいこと

熊本県民総合運動公園の日本庭園は、静かに歩ける場所でした

熊本県民総合運動公園と聞くと、えがお健康スタジアムやパークドーム、広い運動施設のイメージが強いかもしれません。

私自身も、どちらかというと「運動する人が集まる大きな公園」という印象がありました。

でも園内には、池を中心にした和風庭園もあります。

公式の施設案内によると、和風庭園の池には肥後花菖蒲が約200株植えられていて、花菖蒲の見ごろは5月から6月頃とのこと。

さらに池の北側の散策路には、肥後椿や肥後山茶花も並んでいるそうです。

今回訪れたのは6月11日。

ちょうど花菖蒲の時期にも重なる頃で、池の周りには季節の花と緑があり、運動公園の中とは思えないほど落ち着いた雰囲気がありました。

大きな運動施設や広場のにぎやかさとは少し離れて、ゆっくり歩きながら季節の景色を楽しめる場所です。

そして、その池の周辺で出会ったのがカワセミでした。

最初は地域猫を探しに来ただけだったので、まさかこの日本庭園でカワセミに出会えるとは思っていませんでした。

でも、池があり、小さな滝のような水の流れがあり、木陰もある。

実際に歩いてみると、野鳥が立ち寄っても不思議ではない環境なのかもしれません。

運動公園の中にある静かな日本庭園。

今回の撮影で、私にとっては「またカメラを持って歩きたい場所」になりました。

熊本県民総合運動公園の園内マップで、和風庭園の位置を示した案内図

住宅街に囲まれた公園でカワセミに会えた驚き

カワセミと聞くと、自然が豊かな川や湖、少し人の少ない場所にいるイメージがありました。

実際、私は江津湖にも何度か行っていますが、なかなかカワセミを見つけることができませんでした。

それなのに、今回出会ったのは熊本県民総合運動公園。

周りには住宅街もあり、休日には家族連れや運動をする人も多い場所です。

そんな場所の日本庭園で、あの青くて小さな姿を見つけたときは、本当に驚きました。

しかもこの日は平日の午後ということもあって、人はかなり少なめ。

そのおかげなのか、カワセミの警戒心も思っていたより低く、驚くほど近い距離で撮影することができました。

距離にすると、おそらく5mほど。

野鳥撮影では、ここまで近くで撮れることはなかなかないと思います。

止まっている姿を撮れるだけでも十分うれしかったのですが、この日はそれだけでは終わりませんでした。

何度も場所を移動してくれて、飛び立つ瞬間にもチャレンジすることができました。

熊本県民総合運動公園の和風庭園で岩の上にとまるカワセミ

小さな滝で2羽のカワセミを一枚に収められた瞬間

今回、一番印象に残っているのは、日本庭園にある小さな滝のような場所での出来事です。

3段になっている水の流れの一段目に、カワセミが留まりました。

その姿を撮影していると、次に二段目へ。

さらに三段目へ飛び移った瞬間、そこにはもう一羽のカワセミがいました。

まさかの2羽。

しかも、その2羽を一枚の写真に収めることができました。

偶然のタイミングでしたが、カメラを構えていたからこそ残せた一枚です。

「今、撮れていてよかった」

写真を見返したとき、思わずそう感じました。

こういう瞬間があるから、写真は本当に面白いなと思います。

狙って撮れた写真ももちろんうれしいのですが、予想していなかった瞬間が写っていたときのうれしさは、また少し違います。

地域猫を探しに来たはずの日に、2羽のカワセミを一枚に収める。

そんな偶然があるから、カメラを持って歩く時間はやめられないなと思いました。

熊本県民総合運動公園の和風庭園で石の上に並んでとまる2羽のカワセミ

飛び立つ瞬間を狙う楽しさと難しさ

カワセミが枝や石の上に留まっている姿は、とてもきれいです。

ただ、撮っているうちにだんだん欲が出てきます。

「飛び立つ瞬間も撮ってみたい」

そう思ってからは、カワセミが動き出すのをじっと待つ時間になりました。

でも、これが本当に難しいです。

飛び立つ方向がまったく読めません。

右に飛ぶのか、左に飛ぶのか、こちらに向かってくるのか。

構図を決めて待っていても、思った方向とは違う方へ飛んでいきます。

それでも何度か粘っていると、こちらに向かって飛んでくる瞬間がありました。

手持ちで構え続けていたので体はかなりきつかったのですが、その分、躍動感のある写真が撮れたときの達成感はとても大きかったです。

止まっている姿を撮れただけでもうれしかったのに、飛び立つ瞬間まで撮影できたことで、この日の満足感は一気に高まりました。

熊本県民総合運動公園の和風庭園で岩から翼を広げて飛び立つカワセミ

使用したカメラとレンズ

今回使用したカメラは、Canon EOS R6 Mark IIIです。

レンズは、RF70-200mm F2.8 L IS USMと、RF100-500mm F4.5-7.1 L IS USMを使用しました。

最初からカワセミ撮影を目的にしていたわけではなかったので、望遠レンズを持っていたのは本当に助かりました。

もし標準ズームだけだったら、ここまで大きく写すことは難しかったと思います。

特にカワセミのような小さな野鳥は、距離が近くても思った以上に小さく写ります。

今回、RF100-500mmがあったことで、表情や羽の色までしっかり狙うことができました。

ただ、その分レンズの重さもあります。

手持ちで長時間構え続ける撮影は、想像以上に体力が必要でした。

今回のように、予定外に野鳥と出会うこともあるので、望遠レンズを持っていると撮れる写真の幅がかなり広がります。

これから野鳥撮影を始めたい方は、まずは自分のカメラに合う望遠レンズや、無理なく持ち歩ける重さのレンズを選ぶのがおすすめです。

私自身も、いきなり完璧な設定で撮れたわけではありません。

撮って、失敗して、あとから写真を見返して、「次はこうしたい」と思うことの繰り返しです。

でも、その試行錯誤も含めて、野鳥撮影の面白さだと感じました。

手持ち望遠撮影で感じた体への負担

まさかカワセミがいるとは思っていなかったので、今回は三脚を持ってきていませんでした。

そのため、撮影はすべて手持ちです。

カワセミが飛び立つまで待つために、同じ姿勢でじっと構え続ける時間もありました。

これが思っていた以上に体にこたえました。

特にRF100-500mmで望遠側を使うと、カメラとレンズを構え続けるだけでもなかなか大変です。

さらにこの日は日差しも強く、カワセミを追いかけて日なたで待つ時間も多かったので、撮影後はしっかり日に焼けてしまいました。

次回は、軽めの三脚や折りたたみ椅子を持っていくと、もう少し落ち着いて粘れるかもしれません。

野鳥撮影は、歩き回るだけでなく「待つ時間」も大切だと感じました。

今回かなり感じたのは、野鳥撮影はカメラやレンズだけでなく、待つための道具も大事だということです。

軽めの三脚や一脚、折りたたみ椅子があれば、長時間の撮影でも体への負担を減らしながら、落ち着いてシャッターチャンスを待てそうだと感じました。

次回は、撮影用の軽量三脚か一脚、そしてコンパクトな椅子を持って行ってみたいです。

ISO感度と写真のざらつきも課題に

カワセミは明るい場所にいることもあれば、木陰の暗い場所へ移動することもあります。

さらに望遠レンズを使うと、ズームするほどF値が上がる場面もあります。

そうなると、シャッタースピードを確保するためにISO感度を上げる必要が出てきます。

今回は動きの速いカワセミを撮るために、シャッタースピードを速くした分、ISO感度も高くなり、写真によっては少しざらつきが気になりました。

ただ、ブレてしまうよりは、まずは瞬間を残すことが大切だとも感じました。

野鳥撮影は、きれいに撮ることと、瞬間を逃さないことのバランスが難しいです。

明るさを優先しすぎるとシャッタースピードが足りなくなる。

シャッタースピードを優先すると、ISO感度が上がってざらつきが出やすくなる。

頭ではわかっていても、実際にカワセミを目の前にすると、なかなか冷静に設定を詰められませんでした。

次回は、光の入り方や撮影位置をもう少し意識しながら、ISO感度を上げすぎずに撮れる方法も試してみたいと思います。

日本庭園の水辺で、岩の上にとまるカワセミを緑の木々と流れる水を背景に撮影した写真

飛び立つ瞬間が撮れない理由と「プリ撮影」

今回、何度も挑戦したのに悔しかったのが、飛び立つ本当の瞬間をなかなか撮れなかったことです。

電子シャッターで連写していたのですが、あとから写真を見返すと、すでに飛び立ったあとの写真が多くなっていました。

自分では「今だ」と思ってシャッターを押しているつもりでも、カワセミの動きは想像以上に速いです。

そこで撮影後に知ったのが、「プリ撮影」という機能です。

プリ撮影は、シャッターを押す少し前の瞬間も記録しやすくしてくれる機能です。

今回のように、いつ飛び立つかわからない被写体を狙うときには、とても心強い機能だと感じました。

カワセミ撮影で使いたいプリ撮影の仕組みやメリット・デメリットを、カワセミのイラストで初心者向けに説明した図解

カワセミが飛び立つ瞬間を狙うなら、次回はこの機能をしっかり活用してみたいです。

こうやって失敗して、そのあとに設定や機能を調べて、次の撮影に活かしていく。

それも写真の楽しさのひとつだと思います。

今回の失敗を通して、カメラの機能を知っておくことの大切さも感じました。

飛び立つ瞬間や、水に飛び込む一瞬を狙うなら、連写性能やAF性能、プリ撮影のような機能はとても心強いです。

カメラを選ぶときは画素数だけでなく、動く被写体にどれだけ強いかも見ておくと、野鳥や動物撮影ではかなり助けになります。

水に飛び込む瞬間はまだまだ難しかった

もうひとつ大きな課題だったのが、水の中にダイブする瞬間です。

カワセミが同じ画角の中に入っていても、飛び込む瞬間にピントを合わせ続けるのがとても難しかったです。

止まっているときにはピントが合っていても、飛び立って水面に向かう一瞬でピントが外れてしまうことがありました。

野鳥撮影は、ただカメラを向けるだけではうまくいかないなと改めて感じます。

被写体の動き、AFの設定、シャッタースピード、構図、光。

全部が重なって、ようやく一枚になります。

今回はうまく撮れなかった場面も多かったですが、その分「次はこう撮りたい」という気持ちが強くなりました。

失敗した写真も、ただの失敗ではなくて、次の撮影に向けたメモのようなものだと思っています。

どの場面でピントが外れたのか。

どのくらいの速さで飛び出したのか。

どの位置から狙えば追いやすかったのか。

写真を見返しながら考える時間も、次の撮影につながる大事な時間になりました。

カワセミの飛び込みから着水までの連写で、途中からピントが外れた場面と次回の改善点をまとめた説明画像

次回は朝早く、三脚も持って再挑戦したい

次に行くなら、朝早い時間に行ってみたいです。

この日は午後の撮影だったので日差しも強く、待っている時間も少し大変でした。

朝なら光もやわらかく、また違った雰囲気のカワセミが撮れるかもしれません。

次回持っていきたいものは、三脚と折りたたみ椅子です。

手持ちで粘る撮影も楽しいのですが、長時間になると体への負担が大きくなります。

三脚があれば構図を安定させやすくなり、椅子があれば飛び立つ瞬間を待つ時間も少し楽になりそうです。

また、プリ撮影の設定やAFの追従設定も見直して、水に飛び込む瞬間にもピントを合わせられるように挑戦したいです。

今回の撮影で、野鳥撮影は「機材の性能」だけではなく、「待てる準備」も大事だと感じました。

無理なく構えられること。

日差しを避けられること。

長く待っても疲れすぎないこと。

そういう小さな準備が、結果的にシャッターチャンスにつながるのかもしれません。

これから熊本県民総合運動公園でカワセミを狙う人へ

熊本県民総合運動公園は、休日になると家族連れや運動をする人が多い場所です。

カワセミを落ち着いて撮影したい場合は、平日や朝早い時間の方が撮りやすいかもしれません。

また、今回出会ったのは日本庭園の池周辺でしたが、野鳥撮影では場所を書きすぎない配慮も大切だと感じています。

カワセミの行動を邪魔しないこと。

通行の邪魔にならない場所で撮影すること。

大きな声を出さないこと。

近づきすぎず、少し離れた場所から見守ること。

撮影に夢中になるほど忘れがちですが、被写体にも、周りの人にもやさしい距離感で楽しみたいですね。

写真を撮る側として、きれいに撮りたい気持ちはもちろんあります。

でも、その場所で暮らしている鳥や、同じ公園を利用している人たちの時間も大切にしたいです。

無理に近づかず、驚かせず、また会えたらうれしいなと思えるくらいの距離感で楽しむのが、長く撮影を続けるためにも大事だと感じました。

今回使ってよかったもの・次回持って行きたいもの

今回の撮影で、実際に使ってよかったものや、次回持って行きたいと感じたものをまとめると、以下のようになります。

・小さな野鳥をしっかり写せる望遠レンズ※Canon RF200-800mm F6.3-9 IS USM
・長時間の手持ち撮影を助ける三脚や一脚
・待ち時間を楽にする折りたたみ椅子
・日差し対策の帽子や飲み物
・撮影後に写真を整理しやすい記録メディアや外付けストレージ

どれも「絶対に必要」というより、実際に撮影してみて「あったらもっと楽だった」と感じたものです。

最初からすべて揃える必要はありませんが、野鳥撮影を続けたい方は、少しずつ準備していくと撮影がかなり快適になると思います。

特に今回のように、思いがけず撮影が長くなる日は、体への負担を減らす道具があるだけで集中力も変わりそうです。

撮影は楽しいですが、無理をしすぎると次の日に疲れが残ります。

長く楽しむためにも、自分の体に合った撮影スタイルを少しずつ作っていきたいです。

まとめ|カメラを持ち歩いていたから出会えた偶然

今回は、地域猫に会いに行ったつもりが、思いがけずカワセミ撮影になりました。

写真を撮っていると、たまにこういうことがあります。

最初に狙っていたものとは違うのに、それ以上に心に残る出会いがある。

カメラを持ち歩いていることで、何気ない寄り道が特別な時間に変わることがあります。

今回のカワセミとの出会いも、まさにそんな一日でした。

まだまだうまく撮れなかった場面も多いですが、それも含めて楽しかったです。

次はもっと良い瞬間を残せるように、設定や装備を見直して、また挑戦してみたいと思います。

写真を趣味にしていてよかった。

そう思える、うれしい撮影時間でした。

熊本県民総合運動公園の和風庭園で岩の上に翼を広げるカワセミ

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