2026年5月10日、熊本県熊本市東区にある「熊本県民総合運動公園バラ園」へ写真を撮りに行ってきました。
この日は天気も良く、青空が広がる気持ちの良い日。
春バラが見ごろを迎える時期ということもあり、色とりどりのバラを撮影できることを楽しみに、カメラとレンズを持って出かけました。
今回使用したカメラは、 Canon EOS R6 Mark III。
レンズは望遠レンズの「RF70-200mm F2.8 L IS USM」を持って行きました。
春のバラ園と聞くと、華やかで撮りやすそうなイメージがあったのですが、実際に撮影してみると想像以上に難しく感じる場面が多くありました。
特に難しかったのが、昼12時ごろの強い光。
花びらの反射、白飛び、色の強さ、構図の作り方など、バラ撮影ならではの悩みがたくさんありました。
今回は、熊本県民総合運動公園バラ園の雰囲気や駐車場情報、そして実際に撮影して感じたバラ撮影の難しさを、初心者目線でまとめていきます。
熊本県民総合運動公園バラ園について
熊本県民総合運動公園は、熊本市東区にある大きな公園です。
園内には、えがお健康スタジアムやパークドーム熊本、陸上競技場、テニスコートなど、さまざまなスポーツ施設があります。
その公園内の一角にあるのが、今回訪れたバラ園です。
公式案内では、バラ園には約70種類・約200株のバラが植えられていると紹介されています。
大規模な観光バラ園というよりは、運動公園の中にある、気軽に立ち寄りやすい落ち着いた雰囲気のバラ園という印象でした。
駐車場から近い場所にあるので、車を停めることができれば、バラ園までは徒歩数十秒ほど。
カメラやレンズを持っていても、移動の負担が少ないのはとても助かりました。

春バラの見ごろは例年5月上旬〜中旬ごろ
熊本県民総合運動公園バラ園の春バラは、例年5月上旬から中旬ごろに見ごろを迎えることが多いようです。
私が訪れたのは、2026年5月10日。
ちょうど春バラの見ごろ時期と重なっていたこともあり、園内ではたくさんのバラがきれいに咲いていました。
赤、ピンク、黄色、白系など、色の違うバラが咲いていて、歩いているだけでも華やかな気持ちになります。
バラの品種名までは把握できませんでしたが、大きく咲く存在感のあるバラや、やわらかい色合いの可愛らしいバラなど、それぞれに違った表情がありました。
品種を詳しく知っている方なら、もっと楽しみ方が広がるのかもしれません。
私はまだバラの種類には詳しくないので、今回は「色」「光」「形」「雰囲気」を見ながら撮影していきました。

ロアッソ熊本の試合日は駐車場に注意
この日は、ちょうどえがお健康スタジアムでロアッソ熊本の試合が開催される日でした。
私が到着したのは12時ごろ。
周辺には車が多く、赤い服を着たサポーターの方もたくさん見かけました。
バラ園に一番近いと思われるC駐車場へ向かったのですが、到着した時点で満車。
今回はたまたま出る車があり、1分ほどで運よく駐車することができました。
ただ、タイミングが悪ければ、もう少し待つことになっていたと思います。
駐車場は無料で、バラ園までは徒歩数十秒ほど。
すぐ近くにトイレもあり、バラ園を見に行くにはとても便利な場所でした。
ただし、駐車場自体はそこまで広くありません。
感覚としては、40台ほど停められるくらいの広さだと思います。
入口と出口が同じ作りになっているため、車同士のすれ違いは少し慎重になる必要がありました。
また、入口から駐車場内の空き状況がわかりにくいので、混雑している日は少し注意が必要です。
ロアッソ熊本の試合日や大きなイベントがある日は、バラ撮影だけが目的でも駐車場が混みやすいと感じました。
ゆっくり撮影したい方は、事前に試合日やイベント予定を確認してから行くと安心だと思います。
バラ園内は空いていて、写真は撮りやすかった
駐車場周辺は混雑していましたが、バラ園自体は思ったより空いていました。
カメラで本格的に撮影している人は見かけず、スマホで写真を撮っている方がほとんど。
家族連れやご年配のご夫婦が、ゆっくりバラを眺めたり、スマホで記念に撮ったりしているような落ち着いた雰囲気でした。
人を避けて撮影することも十分できたので、駐車さえできれば写真は撮りやすい場所だと思います。
バラ園のすぐ近くまで車で行けて、園内も広すぎないので、気軽に春バラを楽しみたい方にも立ち寄りやすい場所だと感じました。
バラ園に近づくと、ふわっと香るバラの香り
どうにか駐車することができ、望遠レンズとマクロレンズを持ってバラ園へ向かいました。
駐車場からバラ園までは本当に近く、徒歩数十秒ほど。
カメラバッグを持っていても、負担なく移動できる距離でした。
バラ園に近づくと、まず感じたのがバラのいい香り。
ふわっと香ってくる感じがとても心地よくて、写真を撮る前から少し気持ちが癒されました。
目の前には、青空の下で咲くたくさんのバラ。
春らしい明るさと、花の香り。
この場所に立った瞬間は、「今日はいい写真が撮れそう」と思いました。

青空と満開のバラはきれい。でも撮影は想像以上に難しい
実際に撮影を始めてみると、すぐに感じたのが「バラって思ったより難しい」ということでした。
花そのものはとてもきれいです。
色も形も華やかで、どこを撮っても写真になりそうに見えます。
でも、いざカメラを向けると、なかなか自分が思うような雰囲気になりませんでした。
特に難しかったのは、次のようなところです。
・昼の強い光で花びらが白飛びしやすい
・濃い色のバラは色が強く出すぎる
・花が大きく、前ボケや後ろボケを作りにくい
・密集しているバラは主役を決めにくい
・光が強すぎて、柔らかい雰囲気を出しにくい
目で見るとあんなにきれいなのに、写真にすると少し硬い印象になってしまう。
今回のバラ撮影では、そんなもどかしさがありました。

昼12時ごろの強い光で白飛びしやすい
まず難しかったのが、明るい色のバラです。
白や淡いピンク、黄色系のバラは、光が当たるととてもきれいに見えます。
でも写真にすると、花びらの明るい部分が飛んでしまいやすく、繊細な質感が出にくく感じました。
白飛びとは、写真の明るい部分が明るくなりすぎて、花びらの模様や質感が見えにくくなることです。
撮っているときはきれいに見えていても、あとから写真を見返すと「あれ、思ったより花びらの立体感が出ていない」と感じることがありました。
特に昼12時ごろは、太陽が高い位置にあります。
光が強く、影もはっきり出やすい時間帯です。
そのため、やわらかく優しい雰囲気に撮りたいと思っても、写真全体が少し硬く見えてしまうことがありました。
露出を少し下げて撮ることも試しましたが、そうすると今度は背景や葉っぱが暗くなりすぎることもあります。
明るい花をきれいに残すには、思っていた以上に光の調整が大切だと感じました。

濃い色のバラは色が強く出すぎる
反対に、赤や濃いピンクのような深い色のバラも難しく感じました。
肉眼で見ると、とても鮮やかで存在感があります。
でも写真にすると、色が強く出すぎてしまい、花びらの重なりや立体感がわかりにくくなることがありました。
特に強い光が当たっている部分と、影になっている部分の差が大きく、コントラストが強くなりすぎる印象です。
バラの色そのものがきれいな分、カメラでどう整えるかが難しい。
「きれいな花を撮る」ことと、「心が動く写真にする」ことは、少し違うのかもしれないと感じました。

構図も思ったより難しかった
今回、構図もかなり悩みました。
私は普段、前ボケや後ろボケを使って、主役をやわらかく浮かび上がらせるような写真が好きです。
でも、今回のバラ園では、それが思ったより難しく感じました。
花自体が大きいバラは、1輪ずつの間隔が少し空いているものもあり、前ボケや後ろボケに使える花や葉っぱが、ちょうどいい位置にないことがありました。
一方で、密集して咲いているバラは、今度は画面の中に花がたくさん入りすぎてしまいます。
そうなると、どの花を主役にしたいのかが伝わりにくくなります。
ピントが複数の花に合ってしまったり、背景の花が強く目立ってしまったり。
ファインダーをのぞきながら、「どこを主役にすればいいんだろう」と迷う時間が多かったです。
撮っている時は楽しいのですが、あとから見返してみると、心が動く写真は思ったより少なめでした。
きれいに写っている。
でも、何かが足りない。
そんな写真が多くなってしまいました。

今回使用したフィルターについて
今回の撮影で使用したのが、KenkoのPLフィルター「PRO1D Lotus C-PL 82mm」です。
正式には、コントラスト上昇・反射除去用のC-PLフィルターで、撥水・発油コーティングがされているタイプです。
C-PLフィルターは、簡単に言うと「光の反射を抑えるためのフィルター」です。
風景撮影では、空の青さを少しはっきり見せたり、水面や葉っぱの反射を抑えたりするために使われることがあります。
花撮影でも、花びらや葉っぱに当たる光の反射を抑えることで、色や質感が少し落ち着いて見えやすくなります。
私は去年このフィルターを購入していましたが、正直なところ、最初はどの場面で使えば効果を感じやすいのか、まだよく分かっていませんでした。
でも今回のように、晴天の昼12時ごろにバラを撮影していると、花びらの反射や葉っぱのテカリが気になる場面が多くありました。
そこで、持ってきていたC-PLフィルターを使って撮影してみることにしました。
一番気に入ったのは薄いピンクのバラと玉ボケの写真
今回の撮影では、正直に言うと「これはすごく良い」と思える写真は多くありませんでした。
昼の強い光に苦戦したり、構図に迷ったり、バラ撮影の難しさを感じる場面が多かったです。
それでも、その中で一番気に入ったのが、薄いピンクのバラとカラフルな玉ボケが入った写真でした。
やわらかい色のバラの後ろに、ふわっと色が重なるような背景が入ってくれて、今回の中では少し心が動いた一枚です。※表紙の写真
思うように撮れない写真が多かったからこそ、この一枚が撮れたことは嬉しく感じました。
撮影に行くたびに、毎回うまくいくわけではありません。
でも、たくさん悩んだ中で一枚でも好きな写真が残ると、「また撮りに行きたい」と思えます。
写真を続けていると、うまく撮れなかった日の方が学びが多いのかもしれません。
次は18時頃の夕方の光で撮ってみたい
今回の撮影で一番感じたのは、光の時間帯を選ぶ大切さでした。
私が訪れた12時ごろは、天気が良くて気持ちの良い時間帯ではありました。
ただ、写真撮影としては光がかなり強く感じました。
明るい色のバラは白飛びしやすく、濃い色のバラは色が強く出すぎる。
影もはっきり出るので、全体的に少し硬い印象になりやすかったです。
次に同じバラ園へ行くなら、18時頃の夕方の光で撮ってみたいと思っています。
昼の強い光とは違って、夕方の少し斜めから入る光なら、バラの色も落ち着いて、もっとやわらかい雰囲気に撮れるかもしれません。
夕方の光に照らされたバラは、今回とはまた違った表情を見せてくれそうです。
今回うまく撮れなかったからこそ、次に試したいことが見えてきました。
そういう意味でも、今回の撮影はとても良い経験になりました。
まとめ|バラ撮影はきれいなだけじゃなく、難しさも楽しい
今回は、熊本県民総合運動公園バラ園で春バラを撮影してきました。
2026年5月10日は、ちょうど春バラの見ごろ時期。
園内では色とりどりのバラが咲き、近づくとふわっとバラの香りも感じられました。
青空と満開のバラの組み合わせはとてもきれいで、見ているだけでも癒される時間でした。
一方で、実際に撮影してみると、バラ撮影は想像以上に難しかったです。
昼12時ごろの強い光。
白飛びしやすい明るい花。
色が強く出すぎる濃いバラ。
主役を決めにくい構図。
思うように撮れない場面も多く、あとから見返しても「これはいい」と思える写真は少なめでした。
それでも、薄いピンクのバラとカラフルな玉ボケが入った一枚は、今回の撮影で一番心に残っています。
うまくいかなかったからこそ、次に試したいことが見えてくる。
それも写真の楽しさなのかもしれません。
次は18時頃の夕方の光で、もう一度バラ撮影に挑戦してみたいです。
熊本で春バラを楽しみたい方や、花撮影に挑戦してみたい方は、熊本県民総合運動公園バラ園に立ち寄ってみるのもおすすめです。
ただし、ロアッソ熊本の試合日やイベント開催日は駐車場が混みやすいので、事前に予定を確認してから行くと安心です。


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