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2026年7月12日、熊本県上益城郡益城町にある小さなひまわり畑へ撮影に行ってきました。
今回の目的は、今年初めてのひまわりを撮影すること。そして、青空や花の色をきれいに表現するために、C-PLフィルターを使う練習をすることです。
訪れたのは午前9時過ぎ。
すでに夏の太陽は強く、撮影を始めて間もないうちから背中にじりじりと暑さを感じました。それでも、朝の光を浴びながら元気に咲くひまわりを見ていると、今年も夏がやってきたのだと実感します。
大きな観光農園とは違う、道沿いの小さなひまわり畑。
偶然見つけた場所だからこそ、少し特別に感じられた撮影でした。

長部田海床路へ向かう途中で見つけたひまわり畑
このひまわり畑を見つけたのは、撮影に訪れた前日のことでした。
この場所を見つけるきっかけになった長部田海床路での撮影については、こちらの記事にまとめています。
長部田海床路へ向かって車を走らせている途中、道路沿いに鮮やかな黄色が見えました。
「あそこにひまわりが咲いている」
そのときは長部田海床路での撮影を予定していたため立ち寄りませんでしたが、車で通り過ぎたあとも気になっていました。
そこで翌日の朝、カメラを持ってあらためて訪れることにしました。
有名な撮影スポットを事前に調べて出かけるのも楽しいですが、移動中に思いがけない場所を見つけるのも撮影旅の楽しさです。
予定していなかった風景との出会いが、次の撮影につながることもあります。
益城町平田交差点の南側にある小さな花畑
今回訪れたひまわり畑は、熊本第二空港線沿いにある益城町平田交差点の南側です。
以前、ホットドッグの販売車があった交差点を目印にすると、場所をイメージしやすいと思います。
【地図:益城町平田交差点南側のひまわり畑のGoogleマップ】
畑の近くには車を停められるスペースがありましたが、広い駐車場ではありません。
出入口も一つだけで、車同士が重なると出入りしにくくなる可能性があります。道路や畑の出入口をふさがないよう、周囲の状況を確認しながら駐車したほうがよさそうです。
私が滞在した約30分の間に訪れたのは、もう一組だけでした。
混雑はしておらず、落ち着いて撮影できましたが、開花状況や訪れる時間によっては状況が変わると思います。
また、周辺に利用できるトイレはありません。短時間の撮影でも、事前に済ませてから向かうと安心です。
朝の光に向かって咲くひまわり
到着したのは午前9時を少し過ぎた頃でした。
この日は晴れていましたが、空には雲が多く浮かんでいました。
東から昇ってきた太陽の方向へ顔を上げるように、ひまわりが並んでいます。強い日差しを受けながら咲く姿は、夏らしく元気いっぱいでした。
青い空と黄色いひまわりは、シンプルですが何度でも撮りたくなる組み合わせです。
ただ、実際にカメラを向けてみると、明るい空と花の色を同時にきれいに残すのは簡単ではありません。
空の雲が薄くなった瞬間には背景が白く飛びやすく、反対に空を意識して暗くすると、ひまわりの明るさまで失われてしまいます。
撮影中は空の状態を確認しながら、明るさを少しずつ調整しました。

C-PLフィルターで青空と黄色を引き出してみる
今回の撮影では、C-PLフィルターを使いました。
C-PLフィルターは、レンズの前に取り付けて光の反射を抑えるためのフィルターです。青空を印象的に見せたり、植物の葉や花びらの余計な反射を抑えたりするときに役立ちます。
フィルターの前側を回しながら、空の青さや花の見え方がどのように変わるのかを確認しました。
うまく調整できた写真では、青空とひまわりの黄色をしっかりと表現できました。強い太陽の光を受けた部分も、何も考えずに撮影したときより白く飛びにくくなり、花びらの色を残せたように感じます。
これまでよりも、夏らしい青と黄色をはっきりと写せたことは、今回一番うれしかったことです。

ただ、すべての写真で思いどおりに使えたわけではありません。
フィルターの効果を強くしようとするあまり、全体を暗くしすぎた写真もありました。
私は、やわらかくて少しふんわりとした写真も好きです。そのため、C-PLフィルターで反射をしっかり抑え、コントラストを強くした写真は、普段撮っているものとは少し違う印象になりました。
色を濃く、くっきり写せば必ずよいわけではありません。
目の前の光や、自分がどのような雰囲気に仕上げたいのかを考えながら、効果を調整する必要があると感じました。
今回の失敗も、C-PLフィルターの使い方を覚えるための大切な練習になったと思います。

真夏の撮影は30分でも暑かった
撮影していた時間は約30分でした。
短い時間でしたが、太陽を背中に受けながら撮影していたため、とにかく暑く感じました。
被写体に集中していると、時間が経つのを忘れてしまいます。気がついたときには背中が熱くなり、これ以上続けるのは難しいと感じるほどでした。
今回は日傘を持って行かなかったのですが、カメラの設定を確認するときや撮影の合間に休むためにも、持って行けばよかったと思います。
撮影中に日傘を差したままカメラを操作するのは難しい場面もありますが、少し日陰に入れるだけでも体への負担は変わります。
夏の花を撮影するときは、撮影機材だけでなく、暑さから自分を守る準備も必要です。
夢中になりすぎず、短い時間で区切って休憩することも大切だと感じました。
ひまわりプロジェクトを知って感じたこと
現地の案内を見て、このひまわり畑が「ひまわりプロジェクト」という活動の一環として育てられていることを知りました。
最初は、偶然見つけた小さなひまわり畑を撮影したいという気持ちで訪れた場所です。
しかし、ただ花を咲かせて訪れた人を楽しませるだけではなく、その先に誰かを応援する思いが込められていることを知り、心に残りました。
一輪ずつ太陽に向かって咲いているひまわりを見ていると、元気や希望を届けたいという思いが伝わってくるようでした。
撮影した写真を見返すときも、きれいな花や青空だけではなく、この場所で続けられている活動のことを思い出したいと思います。

今回使用したカメラとレンズ
今回の撮影には、次の機材を持って行きました。
カメラ
Canon EOS R6 Mark III
Canon EOS R6 Mark II
レンズ
Canon RF100mm F2.8 L MACRO IS USM
Canon RF50mm F1.4 L VCM
撮影用品
C-PLフィルター
花を大きく切り取る写真だけでなく、青空や周囲の雰囲気を含めた写真も撮影しました。
レンズを交換しながら撮ると、同じひまわり畑でも見え方が変わります。小さな花畑だったからこそ、立つ位置や切り取り方を考えながら撮影を楽しめました。
偶然の出会いから始まった今年最初のひまわり撮影
長部田海床路へ向かう途中、偶然見つけた小さなひまわり畑。
予定にはなかった場所でしたが、翌日にもう一度訪れたことで、今年最初のひまわりを撮影できました。
C-PLフィルターの調整を失敗した写真や、空が白く飛んでしまった写真もあります。
それでも、青空と黄色いひまわりを自分なりに表現できた写真が残ったことは、今回の大きな収穫でした。
暑さに耐えられず撮影できたのは約30分だけでしたが、太陽の光をいっぱいに浴びた元気なひまわりの姿を残すことができてよかったです。
有名な場所を目指すだけではなく、移動中に気になった風景へ立ち寄ってみる。
そんな偶然の出会いも、これからの撮影旅で大切にしていきたいと思います。



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