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2026年7月25日、熊本県天草市の倉岳神社へ行ってきました。
この日は朝から長部田海床路でムツゴロウを撮影し、夜は天草ほんど花火大会へ向かう日帰りの撮影旅。その途中、少し時間を取って倉岳の山頂まで上がりました。
倉岳神社を訪れるのは昨年以来です。Instagramでもよく見かける場所ですが、実際に鳥居の前に立つと、写真だけでは伝わりきらない広さがあります。
新しく購入したレンズを試したい気持ちもありました。天気は快晴。青い空と海、そこに鳥居が重なる夏らしい風景を思い浮かべながら山頂を目指します。
倉岳神社の場所とアクセス
倉岳神社は、天草諸島の最高峰である標高682mの倉岳山頂にあります。所在地は熊本県天草市倉岳町棚底です。
山頂には漁や航海の安全を願って倉岳神社が祀られています。鳥居の正面には不知火海と御所浦の島々が見え、反対側では有明海や雲仙方面まで見渡せる場所です。
Googleマップでは「倉岳神社」で検索できます。ただし、山頂までの道は細い区間が多く、通行規制が変わることもあります。出発前に天草市や天草宝島観光協会の最新情報を確認しておくと安心です。
公式の観光情報では倉岳全体の駐車場は乗用車50台と案内されています。実際には手前や中腹、山頂付近に駐車できる場所が分かれていました。山頂に近い駐車スペースは台数が限られます。
今回は16時ごろの到着でしたが、幸い空きがあり、山頂に近い場所へ停められました。
細いカーブが続く山道は慎重に
熊本方面から山頂へ向かう道は、想像していた以上に細く、ヘアピンカーブのような曲がり道が何度も続きます。
花火大会当日だったこともあり、県外ナンバーやレンタカーも多く見かけました。対向車とすれ違うたびに、待避できそうな場所を探しながら進みます。
場所によっては、しばらく離合できそうなところが見つからない区間もありました。景色を楽しみに向かう道ですが、運転中は気を抜けません。車幅に慣れていない方や山道が苦手な方は、時間に余裕を持って走ったほうがよさそうです。
帰りは行きとは違う道を通りました。途中までは車が少なく、行きより走りやすく感じたものの、麓に近づくとかなり細い場所もあります。訪問後に通行状況が変わっているため、現在使えるルートは公式情報を確認してください。
駐車場から少し階段を登って山頂へ
駐車場に車を停めた時点で、すでに見晴らしのよさを感じます。
神社の入口にある鳥居をくぐり、階段を少し登ると山頂です。倉岳の標高表示や鐘があり、その先で、よく写真で見ていた鳥居と海の景色が目に入りました。
海沿いでは夏の暑さを感じていましたが、山頂は思っていたより涼しく、少し風も吹いています。この暑さの中で、落ち着いて撮影できたのは助かりました。


鳥居の向こうに広がった夏の海と空
登りきったあとに見る、鳥居からの景色は何度見ても壮大です。
鳥居の向こうには青い海と島々が重なり、その上に夏の空が広がっていました。しばらくカメラを構えずに眺めていたくなる景色です。細い山道を緊張しながら上ってきたぶん、肩の力が少し抜けたように感じました。
この日は16時ごろでも太陽がまだ高く、日差しは強めでした。思い描いていた青空には出会えたものの、光の向きによって鳥居の一部が影に入ります。
鳥居越しに海と空を見せる構図を探しながら、立つ位置を少しずつ変えて撮影しました。

広角と50mmで切り取った倉岳の景色
この日のカメラはCanon EOS R6 Mark III。レンズはCanon RF14-35mm F4 L IS USMとRF50mm F1.4 L VCMを使いました。
Canon RF14-35mm F4 L IS USMでは、鳥居と海、空まで含めた山頂らしい広がりを意識しました。Canon RF50mm F1.4 L VCMでは、遠くの島や雲を眺めながら、気になった部分を一つずつ切り取っています。
遠くまで見える風景だったので、F9からF11あたりまで絞った写真も撮りました。全体の奥行きを残しながら、鳥居の向こうに続く景色まで写したかったからです。
階段の上り下りや、2種類のレンズを使い分けながら歩く場面では、普段から使っているPGYTECHのカメラストラップも役立ちました。体の動きに合わせてカメラの位置を変えやすく、撮りたいと思ったときにすぐ構えられます。


霞んだ空と、思うように出なかったコントラスト
撮影中に少し気になったのは、目で見た印象ほど写真のコントラストが出なかったことです。
快晴ではありましたが、遠くは少し霞んで見えました。夏の湿気や大気の状態、強い日差しの向きなど、いくつかの条件が重なったのかもしれません。遠景になるほど色が淡くなり、海と空の境目もやわらかく写っています。
設定だけが原因だったのか、光や空気の影響が大きかったのかは、撮影データを見直しながら確認したいところです。F9、F10、F11で撮った写真を比べると、次の撮影でどこまで絞るかを考える材料にもなりそうです。
くっきりした一枚にはなりませんでしたが、その日の空気まで含めた夏らしい写りとも感じています。思った通りにならなかった部分も、次にまた撮りに来たい理由になりました。
遠くの夏雲に見えた不思議な光
鳥居だけでなく、遠くに浮かんでいた夏雲にもレンズを向けました。
雲の上と下で光の当たり方が違い、同じ空の中に明るい部分と少し重たい色が重なっています。夏雲らしい力強さがありながら、光の境目だけが静かに浮かんで見える、不思議な空でした。
鳥居を広く撮るだけで終わらず、50mmで気になった風景を切り取れたのはよかったです。

次は午前中の光でも撮ってみたい
倉岳神社には午後しか来たことがありません。
今回も太陽が高い時間帯で、鳥居が少し影になる光でした。次は太陽が東寄りにある午前中に訪れ、鳥居への光の入り方がどう変わるのか確かめてみたいです。
同じ場所でも、時間や季節が変われば海の色も空気の見え方も変わります。次はもう少し早い時間に山頂へ着き、急がずに構図を探してみたいと思っています。
2026年7月28日の地震後に訪れる方へ
今回訪れた3日後の2026年7月28日、熊本県で大きな地震が発生しました。
2026年8月10日現在、天草市の案内では、倉岳町側の棚底中央線は規制が解除され、倉岳山頂まで通行できます。ただし、余震による落石などに注意するよう呼びかけられています。
栖本町河内方面から山頂へ向かう市道小ヶ倉線は、災害復旧工事のため通行止めが続いており、案内上の期間は2027年3月末までです。工事の進み方や余震によって状況が変わる可能性があるため、出発前に必ず最新情報を確認してください。
この記事の写真と現地体験は、地震発生前の2026年7月25日のものです。地震後の神社境内や石碑など、個別の被害状況については公的な発表で確認できていないため、ここでは断定していません。
被災された方々が一日も早く安心して過ごせるよう、そして復旧作業が安全に進むことを願っています。
最新の通行情報:天草市「地震・大雨に伴う交通規制について」
倉岳の観光情報:天草宝島観光協会「倉岳」
何度見ても、また立ちたくなる場所
倉岳神社の鳥居から見える景色は、今回も変わらず大きく、山道を上ってきた緊張を静かにほどいてくれました。
青い海と空を広く写し、50mmでは遠くの島や夏雲を切り取る。思うようにコントラストが出なかった写真もありましたが、光や空気について考える時間まで含めて、心に残る撮影になりました。
これから訪れる方は、細い山道と最新の通行規制に気をつけてください。安全を優先しながら、鳥居の向こうに広がる天草の景色をゆっくり眺めてもらえたらと思います。



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