※この記事にはアフィリエイト広告を含みます。実際に使ってよかったものや、撮影旅・車中泊で役立ったものを、体験をもとに紹介しています
2026年6月28日、車中泊旅の2日目に、佐賀県鹿島市にある祐徳稲荷神社へ行ってきました。
この日の目的は、日本庭園で開催されていた「アジサイの池」を撮影すること。
前日の夕方、翌朝の撮影スポットをInstagramで探していた時に偶然見つけた催しでした。
池一面に紫陽花が浮かぶ写真を見た瞬間、これは実際に見てみたい、撮ってみたいと思いました。
祐徳稲荷神社には、数年前に一度だけ立ち寄ったことがあります。
ただ、その時は旅の途中で少し見て回っただけで、今のようにカメラを持って、光や構図を意識しながら歩いたわけではありませんでした。
だからこそ、今回は「同じ場所でも、写真を始めた今なら違って見えるかもしれない」という楽しみもありました。
実際に早朝の境内を歩いてみると、朱色の社殿の迫力や、階段に並ぶ風鈴の音、日本庭園の静かな空気がとても心に残りました。
そして後から知ったのですが、このアジサイの池は、12年に1度行われる「三午祭」にあわせて、今回初めて設けられたものだったようです。
偶然見つけて、終了間際にぎりぎり間に合った特別な景色。
今回は、祐徳稲荷神社の朝の雰囲気、日本庭園のアジサイの池、撮影で感じた反省点、そして帰りに出会ったカニコロッケまで、実際に歩いて撮って感じたことを中心にまとめます。
祐徳稲荷神社へ向かった理由
車中泊旅の1日目は福岡方面をまわり、夜は佐賀県の道の駅しろいしで車中泊しました。
翌朝の予定は、正直まだはっきり決めていませんでした。
そんな中で見つけたのが、祐徳稲荷神社の「アジサイの池」です。
紫陽花を池いっぱいに浮かべた景色は、これまで実際に見たことがありませんでした。
しかも場所は、以前一度だけ訪れたことのある祐徳稲荷神社。
「前に行った場所だけど、今ならもっと丁寧に撮れるかもしれない」
そう思って、翌朝早く向かうことにしました。
写真を始めてから、一度行った場所をもう一度訪れる楽しさを感じることが増えました。
前は何気なく見ていた場所でも、カメラを持つと、光の入り方や色、音、空気感まで意識するようになります。
今回の祐徳稲荷神社も、まさにそんな再訪の撮影旅になりました。


道の駅しろいしから早朝に出発
この日は、車中泊をした道の駅しろいしを早朝に出発しました。
道の駅しろいしから祐徳稲荷神社までは、車で約30分ほど。
朝のうちに出発したので、道も混雑しておらず、思っていたよりもスムーズに到着できました。
到着したのは朝8時前。
日本庭園の開園は9時からだったので、まずは祐徳稲荷神社の境内をゆっくり歩きながら撮影することにしました。
早朝の神社は、人がほとんどいなくて、とても静かでした。
観光地に来たというより、まだ一日が始まる前の場所にそっと入らせてもらったような感覚です。
車中泊の朝は、少し眠気が残ることもあります。
それでもこの日は、空気が澄んでいて、歩いているだけで気持ちが整っていくようでした。
朝早く来てよかった。
そう思いながら、カメラを持ってゆっくり歩きました。



朝の祐徳稲荷神社と風鈴の音
祐徳稲荷神社が視界に入った瞬間、思わず立ち止まりました。
数年前にも一度見たはずの景色。
でも、今回は朝の静かな時間で、カメラを持っていて、撮りたい気持ちも強かったからか、以前よりもずっと大きく、印象的に見えました。
山の斜面に沿うように建つ朱色の建物。
見上げるほどの高さ。


そして階段にたくさん並んだ風鈴。
写真では伝わりきらないスケール感があり、目の前にした瞬間に「来てよかった」と思いました。
朝の静かな空気の中で、風鈴がやさしく鳴っていました。
強く主張する音ではなく、近くで願いごとが揺れているような、やわらかい音。
風が吹くたびに少しずつ音が重なって、気持ちがすっと落ち着いていきました。
アジサイの池が目的でしたが、祐徳稲荷神社の朝の雰囲気だけでも、十分に来てよかったと思える時間でした。



祐徳稲荷神社の場所とアクセス
祐徳稲荷神社は、佐賀県鹿島市古枝にある神社です。
今回の旅では、車中泊場所だった道の駅しろいしから早朝に出発し、車で約30分ほどで到着しました。
車で行く場合は、長崎自動車道の武雄北方ICまたは嬉野ICから鹿島方面へ向かうルートが案内されています。
祐徳稲荷神社には駐車場がいくつかあります。
普通車は約3000台分あると案内されていて、一部有料の駐車場もあります。
外苑第一駐車場は、最初の30分無料、駐車後24時間300円と案内されていました。
今回は朝早い時間だったこともあり、駐車場も大きな混雑はありませんでした。
ただ、アジサイの池のような特別な催しが来年以降も行われる場合は、今年の情報を見た人が増える可能性もあります。
撮影目的で行くなら、イベントの開催状況、開園時間、駐車場の場所は事前に確認しておくと安心です。
日本庭園で出会ったアジサイの池
祐徳稲荷神社の日本庭園は、通常9時から16時30分まで見学できます。
日本庭園の入園料は200円と案内されていました。
この日は、9時の開園にあわせてアジサイの池を撮影したかったので、8時15分頃から入口付近に並び始めました。

その時点で前から2番目。
先頭の方は、なんと朝7時頃から待っていたとのことでした。
待っている間、その方と少しお話しすることができました。
福岡にも、同じように紫陽花を池に浮かべてくれる有名な場所があると教えてもらい、来年の楽しみがひとつ増えました。
撮影に行くと、写真だけでなく、こういう出会いがあるのも嬉しいです。
少し早めに開園していただき、中へ入ると、そこには池一面に広がる紫陽花がありました。

水色、薄紫、白、淡いピンク。
池の水面に浮かぶというより、橋の下に花の景色が広がっているようでした。
朱色の橋との組み合わせもとても印象的で、和の雰囲気と紫陽花のやさしい色がよく合っていました。
数年前に立ち寄った時には見られなかった、特別な景色。
同じ場所でも、季節や催し、訪れる時間が変わるだけで、こんなに印象が変わるんだと感じました。


短時間だけ現れた巫女さんの姿
この日の撮影で一番心に残っているのは、朝日が差し込むアジサイの池を、最前列に近い場所から撮影できた瞬間です。
そしてもうひとつ、忘れられない場面がありました。
短時間だけ、巫女さんが橋の上に立ってくださったことです。
現場の雰囲気も一気に変わり、周りで撮影していた方たちの気持ちも大きく沸きました。
朱色の橋。
池一面の紫陽花。
朝の光。
そして、橋の上に立つ巫女さんの姿。
その瞬間だけ、特別な一枚を撮らせてもらっているような気持ちになりました。
現地でSNS投稿も大丈夫と教えていただけたので、本当にありがたかったです。
もちろん、人物が写る写真は、その場のルールや本人の許可がとても大切です。
今回は確認できたからこそ安心して撮影できましたが、これから撮影する時も、周りの方や写る方への配慮は忘れないようにしたいと思いました。

撮影に使ったカメラとレンズ
今回の撮影では、カメラを2台持っていきました。
カメラとレンズ
・Canon EOS R6 Mark III
・Canon RF50mm F1.4 L VCM
・Canon EOS R6 Mark II
・Canon RF14-35mm F4 L IS USM
Canon EOS R6 Mark IIIには、Canon RF50mm F1.4 L VCMを装着しました。
50mmは、風鈴や日本庭園の一部を切り取るのに使いやすく、見た時の印象に近い雰囲気で撮れるのが楽しかったです。
暗めの場所でも使いやすく、風鈴や紫陽花、鹿威しなどをやわらかく切り取るのに向いていました。
もう一台のCanon EOS R6 Mark IIには、Canon RF14-35mm F4 L IS USMを付けて撮影しました。
アジサイの池全体を入れたい場面では、広角レンズがとても役に立ちました。
朱色の橋、池いっぱいの紫陽花、周りの木々まで一緒に入れられるので、現地の広がりを残しやすかったです。

ただ、祐徳稲荷神社は駐車場から歩く距離もあり、本殿へ上がるには階段もあります。
カメラ2台にレンズ、財布、飲み物などを持って歩くと、思っていたより荷物の重さを感じます。
こういう場所では、カメラリュックとストラップの使いやすさがかなり大事だと感じました。
撮影で難しかったこと
開園直後を狙って行ったことで、人の映り込みを避けやすかったのは本当に良かったです。
朝のやさしい光も入り、静かな雰囲気の中で撮影できました。
ただ、良かったことばかりではありません。
日本庭園は木々に覆われている場所も多く、全体的に少し暗く感じる場面がありました。
紫陽花はとてもきれいに並べられていたのですが、その色の違いや華やかさを写真でしっかり表現するのが難しかったです。
帰宅後に写真を確認すると、思っていたより暗く写っていたり、余計なものが写り込んでいたりしました。
また、Instagram用の縦構図を意識しすぎて、横構図の写真がほとんどありませんでした。
ブログに使う時は、横構図の写真も大切です。
アイキャッチや本文の横長写真、全体の雰囲気を伝える写真として使いやすいからです。
撮っている時は夢中だったのですが、後から見返すと、
「もう少し高い位置から撮ればよかった」
「差し込む光をもっと活かせばよかった」
「違う角度からも撮ればよかった」
と思う写真が多くありました。
周りの方の画角に入らないように気をつけすぎて、撮影場所がかなり限定されてしまったことも反省点です。
同じ場所から似たような写真ばかりになってしまい、もっと庭園全体を歩きながら撮ればよかったと思いました。
他にも、近くにきれいに植えてあった紫陽花を撮り忘れていました。
目の前のアジサイの池に気持ちが向きすぎて、周りの景色を見る余裕が少なかったのだと思います。
これも、次回に活かしたい反省です。


次回に活かしたいこと
次回、同じような撮影ができるなら、まず意識したいのは光の時間帯です。
今回は朝のやさしい光の中で撮影できたことが良かった反面、木陰では暗さも感じました。
もしまた撮影できる機会があるなら、もう少し光が強くなった時間帯にも撮ってみたいです。
そして、50mmレンズにPLフィルターを付けて撮影してみたいと思いました。
PLフィルターは、光の反射をおさえたり、葉っぱや水面の見え方を調整したりできるフィルターです。
紫陽花や水面、濡れた石、緑の葉が多い場所では、写真の印象が変わるかもしれません。
まだ50mm用のPLフィルターは持っていないので、今後購入を検討したいアイテムのひとつになりました。
また、近くに植えられていた紫陽花も、もっと画角に入れたかったです。
池に浮かぶ紫陽花だけでなく、庭園に咲いている紫陽花、朱色の橋、木漏れ日、鹿威しなど、組み合わせて撮れるものはたくさんありました。
それなのに、目の前のアジサイの池に気持ちが向きすぎて、周りの花を撮り忘れてしまいました。
撮影中は夢中になることも大事ですが、一度立ち止まって周りを見ることも大事。
今回の反省は、次の撮影に活かしたいです。
ただ、このアジサイの池は今回初めて設けられたものと紹介されていて、来年も開催されるかは分かりません。
もしかしたら、また12年後なのかもしれない。
そう思うと、撮り残したことへの心残りもあります。
でも、だからこそ、今回行けたこと自体が本当にありがたい経験だったと思います。
帰りに出会ったカニコロッケ
撮影を終えて駐車場へ向かう途中、カニコロッケのお店に立ち寄りました。
10時頃で日差しも強くなり始め、飲み物を持参するのを忘れていた私は、少し喉も渇いていました。
開店してすぐの時間でしたが、快くコロッケを揚げてくださり、待っている間には氷を入れた緑茶までサービスしていただきました。
その緑茶が本当にありがたくて、体だけでなく気持ちまで潤ったような感じでした。
もちろん、カニコロッケも絶品。
撮影旅では、こういう小さな立ち寄りも思い出になります。
祐徳稲荷神社へ行く方は、参拝や撮影だけで帰らず、門前商店街も少し歩いてみると楽しいと思います。

これから行く人へ
祐徳稲荷神社は、神社そのものの迫力もあり、日本庭園や門前商店街も楽しめる場所です。
本殿へ行くには階段を上がる場面もあるので、歩きやすい靴がおすすめです。
カメラを持って行く場合は、荷物が多くなりすぎないようにすることも大切だと感じました。
特に夏場は、飲み物を忘れないようにした方がいいです。
私は今回、飲み物を持たずに撮影してしまい、帰りにいただいた緑茶にかなり助けられました。
アジサイの池については、2026年7月1日までの催しとして紹介されていたため、この記事を公開する時点では終了している可能性があります。
来年以降も同じ企画があるかは分からないので、撮影目的で行く場合は、祐徳稲荷神社の公式お知らせや、鹿島市観光協会、門前商店街のSNSなどを事前に確認するのがおすすめです。
日本庭園自体は、四季を通して草花を楽しめる場所として案内されています。
アジサイの池がなくても、季節ごとの花や庭園の雰囲気を楽しみに行く価値はあると思います。
写真を始める前と後で、同じ場所の見え方が変わることもあります。
一度行ったことがある場所でも、カメラを持ってあらためて歩いてみると、以前は気づかなかった景色に出会えるかもしれません。
まとめ
祐徳稲荷神社での撮影は、本当に良い経験になりました。
数年前に一度立ち寄ったことのある場所。
でも、今回は車中泊旅の2日目に、朝から撮影目的でゆっくり歩いたことで、以前とはまったく違う印象を受けました。
Instagramで偶然見つけたアジサイの池。
12年に1度の三午祭にあわせた特別な催し。
池一面に浮かぶ紫陽花。
朝の光。
風鈴の音。
そして、短時間だけ橋の上に立ってくださった巫女さんの姿。
どれも、狙って出会えるものではなかったと思います。
写真を始めてから、こういう嬉しい偶然に出会うことが増えました。
もちろん、撮影の反省点もたくさんあります。
横構図をもっと撮ればよかった。
朝日ををもっと活かせばよかった。
周りの花や庭園全体も、もう少し丁寧に見ればよかった。
それでも、その時にしか撮れなかった写真があり、その時にしか感じられなかった気持ちがありました。
同じ場所でも、カメラを持って向き合うと、以前は気づかなかった景色や音、光に出会える。
今回の祐徳稲荷神社の朝は、そんな写真の楽しさをまたひとつ感じられた時間でした。
またいつか、別の季節にも訪れてみたいです。



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